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金融を学校に例えると、小・中学校の義務教育過程(個人・小企業)が信用金庫で、高校(中企業)が地方銀行、大学(大企業)が都市銀行という役割分担になっています。これは世界中ほぼ同じです。つまり信用金庫の職員は小学校の先生と同じで、1年生から6年生規模の企業を育てるのが仕事です。
またそれ故に、義務教育過程の企業を担当する金融機関が株主の利益を優先する株式会社では具合が悪いので、会員同志の出資による協同組合組織になっている。
だから銀行と呼ばず信用金庫と言う訳です。
もっとも金融自由化が完了する頃には信用金庫が高校(中企業)まで担当し、銀行は高校上級生から大学以上ということになるでしょう。これが世界の金融の流れで、日本はいま金融自由化を時間をかけながら進めているところですが、欧米では既にそうなってきていますから、これからの若い人は在職中に変化が起こることを考えておくべきでしょう。
つまり社会における信用金庫の存在感は一層大きくなるでしょうし、職員は小・中・高一貫教育の先生になる心づもりが必要になるということです。
いずれにしても今や経済大国になった日本ですが、総企業数650万社のうち、法人組織(大中企業)は1/3で、あとの2/3は個人・小企業なのです。そしてこれを一生懸命育てているのが全国に300ある信用金庫ですから、このことは世界にも誇りうることだと思います。
信用金庫の基本理念は「育てる」ことにありますから、企業に限らず地域の住民生活や地域社会そのものも育てる役割を果たします。これを「信用金庫の3つのビジョン」として公約して、「地域づくり」を専門に担っている金融機関という訳です。 |
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「だいしん21ビジョン」は、当金庫のリストラ策について、経営の姿勢・方向づけの面から、同時に業務推進の目標・スピード・組織という面から具体的に明示したものです。この基本となっているのは、私自身も委員として参画した全信協の「信用金庫21世紀ビジョン」です。
「だいしん21ビジョン」は、いわばその大分信用金庫版と言えますし、信用金庫としての原点回帰を目指す意味も込めて「迷わず信用金庫する」ことを業務推進面の基本精神として掲げています。
いま日本もこの大分も大変革期を迎えていますが、こういう時代こそ信用金庫の本来的機能が必要とされます。銀行の小型版ではなくて、誇りをもって信用金庫しよう。今こそ健全な「だいしんの出番!」という訳です。
この「だいしん21ビジョン」の基本方針は「おおいた(地域)づくり」。そして、「おおいたづくり」を金融面から担うのは地場金融機関、特に協同組織の信用金庫の使命だと考えています。もちろん、そうした使命を果たすためには、信用金庫自身をどのように創っていくのか、さらには金庫の職員が自分たちをどう創り上げていかなくてはならないのか、も考えなくてはならない。つまり「だいしんづくり」と「じぶんづくり」が「おおいたづくり」には不可欠ということなのです。
そういう観点から、「だいしん21ビジョン」において目指す方向として、その3目標を明示しているのです。 |
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また、このことは「やるべきこと」においても貫いています。すなわち、第1に中小企業づくり、第2に住民生活づくり、第3に地域社会づくりという面から推進課題を具体的に示しています。この3つを合わせると「地域づくり」ができるわけで、「地域(コミュニティ)づくり」が金庫目的、「3づくり」がその手段と考えています。
そして「つくる」とひらがなにしたのは、物理的な造・創・作の意味に精神的な「その心もつくる」意味を込めて表現しているのです。そしてこの「おおいた(地域)づくり」とそのための「3づくり」が、だいしんの業務として「やるべきこと」で、さらにそれをやり続けられるために「だいしん(金庫体力)づくり」と「自分(人材)づくり」の方向を示して「職員と金庫の目指す方向」としたビジョンになっているのです。
『情(思いやりの心)』『熱(満々たる闘志)』すなわちHOT HEARTをもって自分への挑戦をする、これが、だいしんのスピリットです。
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